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金田善裕こと金田トメのオルタナティブ・メディア

アメリカと日本の狙いは戦争も視野に入れた中国封じ込め。日本は軍事大国への道を歩むのか。

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日本とインド、アメリカの合同演習が行われた。これについてはインド地域の中国の警戒が目的なのだろう。ただ、このニュースを読んで、だいたいアメリカと日本の動きが読めた気がする。中国との戦争も視野に入れた戦いである。これはアメリカの議員の発言からも、アメリカではすでに言われていることだが。

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南シナ海南沙諸島の問題はここに来てアメリカの政治家がだんだんと口にするようになってきていて、どう口にするかというと、軍事行動も辞さないみたいな強硬論だったりする。確かに国際法上も、国際的なコンセンサスから言ってもおかしなことだ。金を持った中国の強欲が作り上げた地獄の黙示録のような世界である。

アメリカとしては軍事的に許さないという姿勢も持っている。日本は集団的自衛権とか言っていたが、簡単に言えば、アメリカの軍事的役割を分担したということである。だが、分担したはいいものの、一つはどんどんやってしまう中国に対して、軍事衝突なしにやっていけるのだろうか。もう一つは領土、領域としては日本は関与してない南沙諸島、インドまで守ることになる日本の運命である。つまりアジアの大国、世界三位の経済大国としてアメリカと分担して東アジアの警察・軍としての役割を果たしていくことになるのに賛成できるか、という問題である。もう少し賢い枠組みをなぜ作らないだろう。インドと南シナ海については関係諸国に任せたらどうだ、と思う。このまま行くと日本は軍事大国になってしまうのかもしれませんね。今の防衛予算はすでに軍事大国だと言われてますが。

この出来事のもう一つの面は日本の現在の政府が歴史修正主義復古主義と深く右派の色彩を帯びていることである。国内的には大迷惑だ。アメリカにとっても誤算だ。頼りにして昇格させるしかない国のトップがかつての戦犯の孫なのだ。かつてアメリカがフセインを支持して武器などを提供した、の、二の舞かもしれない

なかなか、人類史は絡み合っている。一筋縄ではいかないものである。

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