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オレは正社員なんて嫌いだ、でも中年フリーターに未来がないのはわかるよ。「中年フリーター」のあまりにも残酷な現実(東洋経済オンライン)を読んで

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オレは人生のうちで正社員だったことって三度くらいしかない。しかも、正社員だった時期は最長で八ヶ月ぐらい。つまり、ほとんど正規雇用というものに属したことがない。なぜそうかというと、ずっと長い間、一つの会社で働き続けるなんてできない。日本人はそういう人生が好きだが、オレは違う。だから正規雇用という形の方が気持悪い。そんな風に思って生きてきたので、今は後輩が多い。いわゆる非正規雇用労働者たちである。しかし、彼らについての報道はずっと岐路に立っていて、それがそのまま続いている。つまり、そのまま年をとっていて、問題はいつまでたっても解決されないのである。

正規雇用というのは、雇用のされ方としてはより恵まれている。給与、福利厚生、仕事上のポジションなどなど。

非正規雇用はというと、安給与、薄福利厚生、低仕事上のポジションとなる。

と、非正規雇用というのは雇用のされ方、仕方として、少し劣っているのである。だから、正規雇用の増加をと政治家が言うのはわかる。だが、オレみたいに拘束されたくない人間は、正規雇用にしてくれというよりも、非正規雇用の人間の社会的立場を上げてほしい。

つまり、非正規雇用、高給与、高福利厚生、高仕事上のポジション。

今の日本の出版業界のフリーって、フリーというよりも、原稿の書ける非正規雇用者みたいな立場に置かれる。どんなに儲かっていない出版社も自分のところの社員には金を出す。だが、外注の金は削減していく。つまり、原稿等の値打ちは値下がりし、それにともなって、フリーの人間への報酬は下がっていく。それでアルバイトをする者も増えている。出版では食えないのである。そこにどうしようもない現実があって、もう何十年も変わらないのが、ぼくの業界、出版産業である。

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