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金田善裕こと金田トメのオルタナティブ・メディア

ブッシュ、サラ・ペイリン、ロムニー、トランプに見る保守政治家のアホたち

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Text by 金田善裕と金田トメ

ブルックリンに住んで、はや、約5年になる。その間、アメリカを観察しているのだが、その中で少しこちらの保守政治家のアホさについて語ってみたい。日本ではここまで語られていないと思う。

 

ブッシュ

イラク戦争の責任は大きく、大バカ者扱いである。ただ、自伝は売れている。なぜかはわからない。

サラ・ペイリン

この人は集会でスピーチするだけだが、世の中は完全に相手にしていない。サラ・ペイリンというと、あのバカ、ギャハハハハというのが、アメリカのメディアの反応である。露骨に笑われているのが、おかしい。おれとしては、そういうテレビを見ながら、アメリカはわかりやすくていいな、などと思う。この人を誉めたりしたら、大失態みたな評価。会社の中では口にも出せないだろう。それぐらい世の中に相手にされてない人で他にいない。ブッシュ、ロムニーも少しそうだが、ここまでではない。

ミット・ロムニー

この人も、いい加減アホで、俺は税金を払わない人間のために政治はしないと発言して、税金の払えないアメリカ国民40%を敵に回した。不況のせいで、オッキュパイのような運動も出てきているのに、貧乏人のための政治はしませんよ、というわけだから当選などするわけもない。そういうところを考えないバカだった。こういうバカさって共和党の政治家には、すごく感じる。一般の人々から遊離、隔絶した一部のお金持ち層の持つ意識そのものなのかもしれない。日本の政治家にもあるんだろうけれど、この部分は日本人にはないバカさという感じもする。安倍って嫌悪感からしか見てないのでわからないけれど、こういうところあるんだろうか、ないんだろうか。

ということで、結局、大統領選が終わっても共和党の政治活動に加わっているが、あまり力がある気はしない。

ドナルド・トランプ

こいつはまさに醜悪でしかない。同じ共和党の大統領候補で、ハイテク企業としてシリコンバレーの優等生とされていた伝統のヒューレット・パッカード社を経営者として利益のために、メチャクチャにしてしまったフィオリーナに「自分の顔を見てみろ」と言わせただけの醜悪さは美的にその顔の造形を見ても納得できるはず。問題はその醜悪さが思想、哲学、政治姿勢などなどにも色濃くあること。移民差別など保守の持つ、ありとあらゆるデタラメがいつ出てきてもおかしくない人物である。大統領選を通じて、もっといろいろなことがわかってくると思うが、そこは続報を入れます。

 

ということで、おれは保守派というのは土台、相手にしないが、これほどひどいとは思わなかったのが、アメリカの保守である。日本の保守もそうだけど、やはりすこし幼稚だし、頭も少しアホみたいな。ぼくの想像ではこれは遺伝子から来ているんじゃないでしょうか。幼稚でアホだと、世の中つらいので、人に噛みつくみたいな人になってしまう。それで保守になる。したらば、頭がアホで幼稚な人にも暮らしやすい世の中を作ってあげればいいのかも。今度、何かそういうものを作ってみましょうか。

英文ブログ

Complex Absurdity: Fukushima Nuclear Accident | Alternative Journalism About Fukushima

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