ドナルド・トランプ「アメリカのおかげで日本が生きていられることを、分からせる必要がある」
Text by 金田善裕と金田トメ
プリンストン在住の冷泉彰彦さんという人も書いているが、このままでいくとトランプが共和党の大統領候補になるという現実が少しずつ視野に入ってきている。今日はトランプがブッシュに噛みついて、お兄さんのやったことは、本当にひどい戦争だったみたいなことを言って、引導を渡したみたいなことがテレビ、新聞で報道されていた。
で、そのトランプが大統領になったら日本はどうなるのだろうと調べていたら、上の記事を見つけた。その中でトランプは日本についてこう発言している。
「アメリカは世界一の影響力を持った国だ。アメリカのおかげで日本が生きていられることを、分からせる必要がある」
「アビ(安倍晋三のこと)は、ほんとにとんでもないことをしてくれた。円の価値を徹底的に落として、アメリカ経済を破壊しようとしている。アビはアメリカにとって『キラー』(殺人者)だ」
この発言よりも日本で知られているのは、日米安保条約は不公平だと言ったところだろうか。
これって、ぼくらは共和党の候補者のアホが言ってるですむのだが、日本の保守派、安倍のような国粋主義者が聞いたら、なんて思うのだろう。はらわたが煮えくりかえるのだろうか。そんな空想をすると面白くて仕方がない。
ただ、下記の発言は、もしこの男が大統領になったら少し怖いという懸念を抱く。
「もう黒人の大統領は必要ない。皆、オバマで懲りただろう」
ヒラリーについては
「自分の夫すら満足させられなかったのに、どうやってアメリカ国民を満足させるというのか」
と人種差別主義、性差別主義、丸出しである。
極東に歴史修正主義者の政権、北米に白人のもっとも泥臭い差別主義者の政権誕生では、世の中は暗い。来年が節目ですね。一矢報いたいけど。
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