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自民、二階のユネスコ分担金見直しは本気か、脅しか

headlines.yahoo.co.jp

Text by 金田善裕と金田トメ

 

南京大虐殺の世界記憶遺産登録を受けて、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の分担金の1割を担う日本がその分担金を見直すべきだと自民党の二階が講演の中で述べたという。これは脅しなのか、本気なのか。昔なら、自民三役の一人の戯言ですんだが、今の日本を見ているとやってしまいそうだ。こういう人をバックアップする人達がいるのが今の日本だ。

まあ、国連なんて腐りきったしろもので、吐き気がしてくるので、バカがアホにケンカを売ってるようなものだが。IAEAは核推進、WHOは放射能は安全とか言っている連中で、日本のアクティビストだけじゃなくて、世界のアクティビストが国連にノーを言っている時代だが、そうは言ってもリビジョニストが言い出すでは、相手にされない。歴史修正主義なんて、どこももう下火だし、そんなもの良くないとどこの国の人でも考えている。アメリカに住んでいるとそう思う。

でも、それをやってしまったら、どうなるのか。

昔、日本は世界的な孤立をし、国際連盟を脱退、アメリカと戦争という道を選んだわけだが、少し似ている。今回は歴史修正主義、リビジョニズムがために孤立する道を選ぶのだろうか。

安倍政権というのは、中韓に噛みついてスタートして、その横暴ぶりはNHKの百田とか、やりたい放題だった。それが、海外に向かっているのは知っている。外務省の中韓に対する抗議、談話がどれだけ高飛車か。ジャブジャブと金をまいて、イエス・マンの国にしたつもりで、自分たちで思えば昔の飼い犬のような国だと言わんばかりの言いたい放題だ。今回の件も談話全文を検索してみたのだが、出てこなかった。外務省の公式サイトにも今のところ掲載されていない。掲載すると批判を浴びるのが見えるので、情報開示していないのかと思ってしまう。

個人的にこの横暴さを思うのは、記者会見で、記者クラブ所属の記者の質問しか受けず、海外の記者会見についても事前に選んだ報道関係数社の記者のみを受付け、しかも事前にその質問を提出させていたという。

メディア戦略を大事にやっているのである。これは安倍政権の特徴だろう。

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あのドイツ人ジャーナリストが語るには、海外メディアの幹部を日本に呼んで高級接待をするというやり方もしている。

吐き気がしてくる。海外の人間にも高級接待という文化を押し付けている。腐りきった連中だ。

内田樹氏の訳文

「ある海外特派員の告白 5年間東京にいた記者からドイツの読者へ」

ドイツのあるジャーナリストの日本論 (内田樹の研究室)

アメリカの三連休、最終日はノー・コロンブス・デーである。コロンブスはアメリカを見つけたのではない、侵略したのだ、という日である。

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